血糖降下剤 糖尿病

2017.3.18

血糖降下剤の種類

〇αーグルコシダーゼ阻害剤

〇グリニド系薬

〇SU剤

〇ビグアナイド

〇チアゾリジン誘導体

血糖降下剤の効果

〇αーグルコシダーゼ阻害剤
 :糖質の消化吸収を遅らせて、食後血糖値を抑制する。主に、ベイスン、グルコバイ、セイブルなど

〇グリニド系薬
:膵β細胞に作用し、インスリン分泌を促進する。(SU剤に比べて作用は早く、時間は短い。また効果も弱い。)

〇SU剤
:膵β細胞に作用し、インスリン分泌を促進する。(ゆっくり刺激しはじめて、長く作用する。)

〇ビグアナイド
:膵外作用によって血糖を下げる。肝臓の糖新生抑制、食後腸管のブドウ糖吸収抑制や末梢組織でのインス
リンを感受性を改善する。

〇チアゾリジン誘導体
:筋肉や脂肪における糖の取り組み促進、肝臓での糖の新生によりインスリンの感受性を促進する。

血糖降下剤の内服し忘れ、対応

〇αーグルコシダーゼ阻害剤
〇グリニド系薬

⇒食前内服薬だが、食後30分までなら内服して大丈夫です。30分過ぎたら内服不可です。

〇SU剤
⇒食前・食後に関わらず、食後1時間以内なら内服して大丈夫です。1時間以降は内服しないように!

〇ビグアナイド
⇒基本的に気づいた時に内服して大丈夫です。
例えば、2錠/2×朝・夕の内服していて忘れた場合…昼に内服でok。
3錠/3×3各食の内服していてわすれた場合…次回食に近かったら中止してok。

〇チアゾリジン誘導体
⇒基本、1日に1回内服する薬なので、気づいたときに内服して大丈夫です。
例えば、朝内服し忘れていた場合…夕食に内服してもok

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