よく子宮検診の検査て何するかわからないとか、「男の先生でしょ?恥ずかしいし」など「痛い検査なんでしょ?」とかよく聞かれます。そんな先入観で検査にずっと行っていない女性…。これから子宮頸がんの検査の詳しい説明をするので少しでも行けるようになればいいなと思います。
子宮頸癌の現状
子宮頸がんは20歳代に急増しています。
子宮頸がんの発生原因は、主として性交によって感染するヒトパピローマウイルスHPVです。発生率は20~40歳代で急増。
1年間に約1万1,000人が罹患し、約2,100人が亡くなっています。(2012年時点)
早期発見のために
満20歳以上の女性では、少なくとも2年に1度受けることがいいとされています。
子宮頸がんの検診の流れ
1日で終わる検査です。検査そのものは5分もしないような検査です。
問診
まず問診票というものを配られると思います。それに記入して行きます。
主に書いてあることとして下記のようなことを聞かれると思います。これは、診断に必要なので恥ずかしがらずに正直に答えましょう。
- 月経の様子
- 初経の年齢や月経周期、最終月経など
- 性交経験の有無、妊娠・出産・中絶や流産の有無など聞かれます
膣鏡診=クスコ診
問診記入後、検査室に呼ばれます。
- 検査室の中に入って、内診台に上がります。
- 膣内や子宮頸部の状態を見るために膣鏡クスコを膣に挿入します。(多少の違和感を感じることがあるためリラックス)性交経験がないかただと痛いかもしれないが痛くしているわけではありません。クスコにはサイズsss~Lまであるので痛かったらサイズ変更するので遠慮せず言って大丈夫です!先生に性交経験とかその時にあるってその時聞かれて嫌な気持ちになるかもしれないけれども、それはクスコのサイズをどうしようかなと考えて聞いてるだけなのできちんと答えた方がいいです。゚(゚´ω`゚)゚。謝った情報ではそのまま痛い思いを我慢なんてこともあるので
- 細胞診
クスコを挿入したら、専用のブラシなどで頸部の細胞をブラシでこすりとります。一旦容器に入れて専門の機関に調べてもらいます。 - 内診
先生が手をいれて子宮や卵巣の様子を調べます。1分ほどで終わると思います。
緊張してお腹や足に力が入ると、膣が狭くなり痛みを感じるかもしれないのでここもリラックス
ポイント
お尻は浮かせない!!浮いてる人はお尻に力が入っているので抜いて、座ってるところにくつけるようにペターンと力を抜いてリラックスすること(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
結果は市の検診で行うと郵送できます
約3週間から1ヶ月が郵送される目安です。
要再検査の結果が出た人
郵送の結果のみだと封を開けない人がいるかもしれないので、きちんといつ頃郵送されるかきちんと把握してください。
人間ドックなど医療機関を挟んでいるとそこの医療者から連絡が入って再度受診してくださいときます。
医療機関に受診してかかりつけ医をつくる
結果を持って行き再検査になります。今度はもっと詳細に調べます。
コルポスコープと呼ばれる膣拡大鏡を使って、肉眼では見えない微細な病変を詳しく調べます。疑わしい場所の組織を米粒くらいの大きさで切り取って顕微鏡で調べます。これを組織診といいます。
これで特に問題なければ、定期的な受診になります。
ただこれにも引っ掛かった人は精密検査のため円錐切除術という手術が行われることもあります。
検診を受ける前に知っておきたいこと
●月経中と月経直後はさけて
●最終月経日を確認
●細胞を綺麗にとるため、検診前の2日間はセックスを控えて
●前日に膣ないは洗わない
●外陰部は前日に清潔に
●HPVワクチンを受けたかたでも子宮頸がんの発症の可能性はあるので検診はしましょう
まとめ
少しでも検査に対する恐怖心などがとれましたか?
自分は大丈夫と思はないで、今後の人生のためにもきちんと検査を受けましょう。早期に発見されれば子宮頸癌は助かるがんです。
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