通勤で自動車運転を多くの方がしていると思います。そんな看護師さんが夜勤後、運転で事故を起こさないためにできることをお伝えしていきますね。
夜勤の実態
看護師には夜勤がつきものです。24 時間 365 日、夜勤・交代制勤務に従って患者の健康と生命を守っています
夜勤形態は、2交代や3交代と様々だと思います。ただ2交代だと16時間勤務することになります。
16時間勤務をしている看護師さんはわかると思うのですが、すーごくキツイですよね?実際に夜勤・交代制勤務は生活との両立が難しいといわれており、看護師さんにとって大きな負担となっていると思います。
夜勤中なんて眠くても寝れない、朝方は眠くてしょうがない。心臓も寝てないせいかばくばくしてるし…。不規則、不規則、不健康まっしぐらT^T
そもそも16時間夜勤て実際にどんな感じかを説明しますね。
16時間夜勤は酩酊状態と一緒
看護研究などで看護師さんの夜勤の研究て結構されているんです。その研究の中で看護師の夜勤は(16時間夜勤)、お酒を飲んだ人と同じ状態=酩酊状態と言われているんです。
つまり、酔っ払いです!!
なんと怖いことでしょう。お酒を飲んでなくっても、酔えるなんて…。飲酒看護師になってしまった。
なんて冗談は置いといて
看護師さんの夜勤は酩酊状態になるまでの過酷さがあることがお分かりいただけたでしょう。
こんな研究結果もあります
休憩時間である 2 時前後の約 1 時間は「活動強度データなし」で、看護師は横になっていた(タイム スタディの結果とも一致)。また朝の採血や配膳などの時間帯である 8 時ごろには、9 メッツ(ランニ ング状態)以上を示すデータもあるなど全体として活動強度が高く、歩数も最も多い時間帯となってい た。また、夜勤を通しての歩数の合計は約 20000 歩となっていた。国民健康・栄養調査 4)では、成人の 一日当たりの平均歩数は男性で 7099 歩、女性で 6249 歩である。したがって、この夜勤中の看護師は、 通常の約 3 倍も歩いていた。
看護師さんの夜勤の過酷さがわかるデーターでしたね。
酩酊状態とは
理性をつかさどる脳である大脳新皮質にマヒが進み、そのマヒがいっそう進んで本能や感情が運動系までマヒしている状態です。ひどく酔っ払った感じですね。
舌がもつれたり、感情の起伏が激しくなり怒ったり、ハイテーションになっていたりする。また、歩けば千鳥足までいかないがフラフラしている感じ。フワフワ歩いている人もいます。あと勤務後、夜勤者を待つている間に寝ているのも夜勤後の特徴としてあると思います。
まさにこの状態が、酩酊状態と一緒といわれる。う〜ん、危ない。こんな状態で運転して帰宅するんです。他人から見るとT^T
帰宅時の運転の注意
自身が大丈夫と思っていても、脳は酩酊状態と認識すること。少しでも眠気を感じたり、運転が危ない、怖いと感じたら無理せず仮眠を取っていくことが大切だと思います。
パーキングエリアを自身でもうける
高速道路では無いけれども、中間地点んとかを決めてコンビニなどで休憩をする。
- コーヒーを飲んだり
- トイレによって動く
- 車から降り、ストレッチをする
- 最悪車を停めて寝る
看護師など医療者が事故を起こすと新聞沙汰になります。自分の命を守るためにも、無理せず行動をしましょう。
朝帰宅する時のポイント
帽子や日傘、サングラスなど日を遮るものを準備する。日をあまり浴びずに帰ることで、帰宅後グッスリ眠れるとのこと。
まとめ
看護師さんは本当にすごく頑張って仕事をしていると思います。だからこそ、人に害が及ぶ運転の交通事故を起こしてほしくない。頑張っているのに、人の命を奪う危険性があるなんて悲しいですよね。
夜勤後の運転は本当に注意しましょう。無理せず帰ること。帰宅までが仕事です!!
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