妊娠前から葉酸のサプリメントを摂取し神経管閉鎖障害を予防しましょう!

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葉酸は、赤ちゃんの正常な発育のために必要な栄養素

赤ちゃんの神経管閉鎖予防のために、妊娠1ヶ月前から摂取することが大切と言われています。そもそも葉酸とはどんなもの?

葉酸とは

葉酸とは、ビタミンB群の一種です。近年、妊娠前や妊娠初期にお母さんの葉酸摂取不足により、胎児に神経管閉鎖障害の発症リスクが高まることが明らかになっています。このため、妊娠を希望している女性や妊娠中の女性は通常の食事に加え、サプメントなどによる葉酸の推奨がされています。

葉酸のサプリメントがオススメされる理由

葉酸には、ポリグルタミン酸型とモノグルタミン酸型があります。ポリグルタミン酸型は、野菜などの自然食品に含まれているものです。これは野菜など摂取した後に、体内でモノグルタミン酸型に変化し、吸収されます。そのため吸収率は、およそ50%と低くなります。

その一方で、サプリメントや添加されている葉酸はそのままのモノグルタミン酸型なので、効率よく吸収されるのです。

神経管閉鎖障害とは

神経管閉鎖障害とは、妊娠後に胎児の神経管に障害が起こることで、二分脊椎症や無脳症、髄膜瘤などが生じることをいいます。日本での発症は、脊椎に癒着不全が生じる二分脊椎が大部分を占めています。

 

二分脊椎症にかかると、産後早期の背中の手術治療のほか、水頭症や歩行障害、排泄障害など生涯にわたるリハビリが必要になる可能性あります。現在の日本では、出生1万人中約6人が二分脊椎症といわれています。

 

ただ、葉酸を摂取していたからといって、神経管閉鎖障害の発症が100%ないわけではありません。しかし、サプリメントを摂取することによってそのリスクは下げらると言われているので摂取をしといて損は無いと思います。

 

葉酸のサプリメントの摂取の仕方

いつから、どれくらい飲めばいいかわからない方が多いと思います。なのでポイントとして覚えてもらいたいことをこれから書いていきますね。

摂取期間

妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月までです。妊娠前からの摂取が推奨されていますので、妊娠を計画している方は食事やサプリメントなどで摂取してください。赤ちゃんの形になるときに主に必要とされます。出産するまで摂取している方もいます。出産まで摂取する方は、鉄分も一緒にとれるサプリメントがオススメです。 

摂取量

普通の食事に加えて、葉酸1日の摂取量は400μg(マクログラム)

1日の摂取上限は1000μgです。多ければいいというものではないのでとりすぎには注意しましょう!

 

 サプリメントの注意

一定期間(1~2ヶ月)試してみて、効果が感じれない場合は他の商品に変更も考えて下さい。選んだものが必ずしも効果があるとは限らないので

また体質的にサプリメントがダメな方もいるので注意してください。胃が違和感を訴えたときは特に気をつけて下さい。胃や肝機能がやられている可能性があります。

サプリメントが摂取できない時は、食事からとかヨーグルトに含まれているものからでも摂取量が少なくてもいいと思うので無理せずにでいいと思います。 

葉酸を含む食品

妊娠3ヶ月過ぎても葉酸の摂取は大事です。葉酸を多く含む食品をとりましょう。葉酸を多く含む食品は、桜海老や卵黄、ブロッコリー、アスパラガス、ほうれん草など色々あります。バランスの良い食事から葉酸をとり、つわりなど大変な時はサプリメントにするなどしてみてもいいかもしれませんね。

下記の絵は100g当たりの葉酸です。

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まとめ

妊娠前から色々と大変と思う方もいると思いますが、しないでする後悔よりしといて予防できるならしといた方が断然いいですよね。

自分に合った方法でいいと思うので、無理せず無事に赤ちゃんが育つようにできることをしてあげたいなと思いました。

 

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