切迫流産、重症悪阻後の仕事復帰。
病院が嫌で嫌で、退院を希望しました。
今思えば赤ちゃんのためにゆっくり入院しときなさいとあの頃の自分に言いたいです!
でも、いつまでも仕事をしないとクビになるのではと思っていて早く仕事復帰しなくてはと焦っていました。そんな状態が少し良くなっての仕事復帰を自分で決めて働き始めました。なので、体調はよくなく、体重も大幅に減って体力なんてなくなってました。
状態が良くないところから妊娠前の仕事をこなそうとしたため、仕事中に倒れるという事件をひきおこしました。その経験から、妊娠中に起こる貧血の怖さと対処方法をお伝えできればと思いました。
急に動き出したための貧血か?
復帰してく1ヶ月たつかたたない頃だったと思うのですが…朝の診察介助を外来でしてました。
急に立ってるのがきつくなり、ででくる止まらぬ汗
ぬぐってもぬぐっても尋常ではない冷や汗
しまいには目の前が真っ白に…
恐怖を感じるよりも意識を保ってるのがやっとでした。
でも患者さんの前なので終わるまで我慢をしなくてはと根性で持ちこたえました。
そして、患者さんがカーテンからでていったのを確認
もう立ってられなくなり、壁に持たれました。
その時、私の様子に気づいてくれた看護師さんが手をかしてくれて座ることができました。
妊娠中めまいがしたらとる行動
安全を確保する
- 壁に持たれる(転倒防止)
- ゆっくり座る状態に体をもっていく
- ベッドがあれば横になる
異変を感じたらまずはお腹や頭がぶつからないようにすることが大事です。
倒れる前にめまいや息切れ、動悸、気持ち悪いななど何か前兆があるので自分の変化に敏感になっていてください。
仕事は真面目にやることが必要だけど、妊娠中の仕事は赤ちゃんの方が大事です!
病院を受診
何か気になる症状があれば受診をしましょう。受診するかどうか迷った場合は電話で相談するのでもいいと思いますよ(^^)
私は病院を受診して採血したら、極度の鉄欠乏性貧血になってました。先生からは励ましのつもりなのか「お腹の子は寄生虫みたいなものだから、お母さんから栄養をしぼりとるから大丈夫だよ」と一言…。
寄生虫…先生、例えが悪い(ノ-_-)ノ~┻━┻まあ、要するにお母さんが大変でも赤ちゃんは元気だよと言いたいのかな?生んだ今だから笑えるけど、失礼な先生と複雑なきもちに当時なってました。
その日は鉄剤を処方され自宅に帰されましたが、再受診の予約をとらされました。
妊娠中は貧血になりやすい?
仕事中の体調不慮は貧血が原因でした。
妊娠すると子宮や胎盤に多くの血液が必要となります。赤血球はあまり増えず、薄い血になるため妊婦さんは貧血を起こしやすいのです。
貧血の自覚症状として
- めまい
- 立ちくらみ
- 顔色が悪い
- 動悸
- 息切れ
- 頭痛
- 手足の冷え など
貧血が赤ちゃんと母親を危険にさらす
貧血は心臓に負担がかかります。また、分娩時間が伸びるとも言われており、産後回復が遅れます。貧血はいいことがないので、日頃から改善をしていきましょう。
貧血の鉄剤のポイント
貧血がわかったことで、薬と食事療法を提案されました。
鉄剤のポイント
便秘もあったので下剤も一緒に処方されました。
鉄剤と下剤(マグミット)は一緒に飲んではいけない!
鉄剤は消化器症状があらわれやすいので、食後がいいそうです。
吐き気や胃の不快感があらわれたときは、漢方で緩和することもできるので医師に相談をして下さい(^^)
ちなみに私が処方された鉄剤は、フェロステック錠50mg
副作用として、吐き気、嘔吐、胃不快感、胃痛、腹痛、下痢、食欲不振、便秘などです。実際にでた症状としては吐き気と胃の不快感、下痢と便秘でした。便は濃い緑〜黒ぽくなりました。
下剤(マグミット)のポイント
この頃は便秘がちで、鉄剤のせいかさらに出にくくなり、時々下剤に頼っていました。
下剤は鉄剤を飲んでから1時間後くらいに飲むのがいいそうです。
マグミットはいつ飲んでも支障はないので、鉄剤の作用を邪魔しない時間ならいつでもOKみたいです!
貧血改善の食事
栄養バランスよくとることが基本なのですが、仕事をしていると疲れてまともに食事をとろうとする気力がわかないのです。
なので、私は鉄分が含まれているヨーグルトだったり、間食として鉄分が入ってるウエハースとか加工されてる物でとってました!
仕事の合間にちょこっと食べられる手軽なものとしてこうゆうのを食べてました。ご飯とか一気に食べられなかったので、少しず栄養を補っていた感じです。
ウエハースは乾燥しているので一口食べて置いてとか本当にちょこっと食べてました。机の上にはお菓子(^.^)
これはてんさい糖という砂糖で白糖より体にいいし、カロリーもお菓子なのに低めで好きで食べてました。ただカロリーが低いからとけっこう食べてたのでもうカロリーとか関係ないなと…。
まとめ
妊娠中の貧血は怖いですね。
妊娠するまで、健康に自信があったのですが、こんなにもボロボロに体や精神がやられるなんて思いませんでした。
入院したり、薬付けの妊娠生活で、イメージ通りの妊娠生活とは違い悲しい。
でも赤ちゃんが問題なく成長してくれてたのが救いでした( ´∀`)あと3ヶ月、お母さんも頑張るので元気に生まれてきてね!
貧血はちゃんと対処してれば、怖くない!!
余談
ちなみにこの時腹部エコーしたら、逆子になってしまっていて心配(T-T)
この時期まだまだぐるぐる動くらしいけど、「生まれるときまでには戻ってね。」と毎日声をかけてました。
妊娠して、幸せだったけど
それと共に責任と不安で押し潰されそうでした。
仕事ではこんな感じで、迷惑をかけてしまっていて、無理して職場にいかないほうがいいのかな?とかネガティブなことを考えてました。
なにより、衝撃だったのが、妊娠して働くのは想像と見てたのとは全然違うということでした!
こんな大変な思いをして妊婦さんは働いてたのかと思うと、若い時の自分に、もっと労って優しくしてあげてと言いたいです。
長い余談(今後こうなればいいな的な)
妊婦は望んでしたけど、トラブル続きや嫌な思いをたくさんした人は二人目とか考えたとき働き方を考えて躊躇するのかな?
日本の社会はまだまだ妊婦にもその家族にもあまり優しくない。
妊婦したら働かなくていいよ!みたいになれば通勤や仕事中のトラブルがなくなるのにと思ったり
まあ働かざる者食うべからずですがf(^^;
仕事もして家事もしてだと本当にヘロヘロになるんですよ!なので旦那さんの協力は必須です!
旦那さん頼りにしてますよ~!そして妊婦さんを支えてくれるパパさんにも優しい社会になればなおいいなと思うこの頃でした。
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